コラム

魂になって生まれ変わるペットたち〜私はあなたの風になりたい

亡くなったペット、残された飼い主さん。

生前、どれほど可愛がっていたとしても、「幸せだったかな……」なんてふと感じるときはあるでしょう。

亡くなったペットの気持ちや、亡くなった後に行き着く「虹の橋」のこと、そして亡くなったペットとの魂のつながりについてお伝えします。

目次

亡くなったペットはどのような気持ちなの?

ペットは言葉を話せません。

しかし、人間とは心で通じ合うことができます。

亡くなったペットの気持ちは、愛そのもの。

最期の瞬間を看取れなくても、後悔や反省があったとしても、ペットはいつでも飼い主さんに愛情を感じているのです。

飼い主さんに笑ってほしい

ほとんどの場合、ペットは「亡くなった」という事実に気づきません。

魂だけの存在になったペットは、いつものように飼い主さんの側に行きます。しかしいくらアピールしても気づいてもらえないので、次第に「?」と思うように。そのうち、自分が死んだという事実を認識するのです。

しかし、ペットが亡くなった直後は笑顔になんてなれませんよね。

涙に暮れている飼い主さんを見て、ペットはとても心配をします。

「笑って!」とさまざまな方法でアピールしますが、やはり気づいてもらえず……。

「ぼくなら大丈夫だよ。そんな顔しないで、笑って!」と、飼い主さんに必死に訴えているペットは少なくないのです。

飼い主さんと遊びたい

ペットは、自分の死を認識するまでに少し時間がかかります。

そのため、飼い主さんの側から離れようとしないケースは少なくありません。

ペットを亡くした経験のある方は、「誰もいない部屋から、ワンと鳴く声がした」「いつもペットが布団に入ってくるので一緒に寝ていた。亡くなった今も、布団に入る気配を感じることがある」など、魂だけの存在となったペットと通じることも。

それは、今もペットがあなたの側にいる証拠です。

ペットの死をきっかけにペットロスになる方は少なくありませんが、実際にもう触れることはできなくても、魂レベルのつながりで、今もちゃんと側にいてくれていますよ。

たくさん愛してくれてありがとう

自らの死を認識したペットは、本能的に、どこへ向かうべきかを知っています。

それは「虹の橋」。

飼い主さんとはいつか虹の橋のたもとで再会できますが、それまではお別れです。

虹の橋に向かうその前に、ペットは飼い主さんにたくさんの「ありがとう」を贈ります。

もしかしたら、ペットに対して後悔の念を抱いている飼い主さんもいるでしょう。「もっと早く病院に連れて行っていたら」「もっと思い出をつくってあげていたら」など、「ごめんね」と涙に暮れる方は少なくありません。

しかし、ペットは「生涯、幸せそのものだった」と感じています。

あなたと会えたこと、たくさんの愛を交わしたこと、記憶に残るやさしいぬくもり……。

すべて、ペットにとっては「幸せ」。

めいっぱいの「ありがとう」と共に、ペットはこう祈ります。「飼い主さんにまた笑顔の日々が戻りますように」「自分がいなくても幸せに暮らしていけますように」、そして……「虹の橋でまた会うまで、ぼくのことを覚えていてください」。

ペットは、生きている間はもちろん、亡くなってからも、飼い主さんからもらったたくさんの愛情をずっと抱え続けるのです。

亡くなったペットは、幸せだった?

「叱りすぎてしまったかも」「仕事が忙しくなかなか構ってあげられなかった」など、誰にでも後悔の1つや2つはありますよね……。

しかし、ペットはいつでも幸せを感じています。

ペットにとっての一番の幸せは、飼い主さんの側にいること。

大好きなあなたが自分のことを気にかけてくれるだけで、この上ない幸福に包まれるのです。

だから、大丈夫。「幸せにしてあげられなかったのでは」なんて、落ち込まないでください。

「ああすれば良かった」など過去に苦しむことがあったとしても、こうして悩んでいる時点で、愛にあふれた立派な飼い主さんだと思います。

そしてその愛情は、しっかりペットに届いていますよ。

亡くなったペットが向かう「虹の橋」とは?

亡くなったペットは、「虹の橋」へ向かいます。

「虹の橋」は有名な詩にもなっているので、ご存知の方も多いかもしれませんね。

でも、虹の橋とは具体的にどのような場所なのでしょうか。

虹の橋とは、天国の少し手前にあるところ。生まれ変わりの前に、誰もが訪れます。

そこには、まるで虹のようにさまざまな色で彩られた橋がかかっていて、どこまでも緑が広がり、足元にはたくさんの花が咲いています。

ペットたちはしばらくの間ここで暮らします。

この場所をひと言で表現するなら、「待ち合わせ場所」。

人間も、死んだ後には虹の橋へ行くといわれています。

先に旅立ったペットは、虹の橋のたもとで飼い主さんを待ち続けます。

虹の橋では、病気だったペットは元気になり、年老いた体は若返り、誰もが元気に暮らせるようになっています。周囲には他のペットたちもたくさんいます。皆、現世に残してきた飼い主さんを待っています。彼らは毎日、お互いに遊びながら、再会の日までここで暮らすのです。

ペットも人間も、生きている限り、いつかは死を迎えます。

飼い主さんに死が訪れたときには、きっと、虹の橋であなたを待つペットと再会できるでしょう。

「一緒に橋を渡ろう。あなたのことをずっと待っていたよ」

あなたとペットは、再会の喜びを存分にかみしめながら、共に天国へと向かっていくのです。

そしていつか生まれ変わりを迎えたら、ふたりは現世で再びめぐり合うでしょう。

虹の橋の「雨降り地区」から抜け出せないペットたち

まるで春の陽気を思わせるような、幸せがあふれる虹の橋。

しかし虹の橋の入り口には、「雨降り地区」といわれる場所があります。雨降り地区とは、その名の通り、常に雨が降り注ぐ場所。本当は虹の橋のたもとに行きたいのに、どうしても雨降り地区から抜け出せないペットは少なくないのです。

ここに降る雨の正体は、飼い主さんの涙といわれています。ペットロスに陥った飼い主さんの涙は、ペットたちを濡らします。ペットも「飼い主さんが悲しんでいる」ということに気づくのですが、自分ではどうすることもできません。

ペットを導いてあげられるのは、飼い主さんだけ。

飼い主さんに笑顔が戻るようになれば、彼らは雨降り地区から抜け出せます。

亡くなった事実と向き合うのはつらいですが、亡くなってからもあの子とつながりがあると思うと、なんだか気持ちにハリが出てきませんか?

ペットがあなたの幸せをいつでも願っているように、あなたもぜひ、虹の橋で過ごすペットの幸せを思い続けてあげましょう。

亡くなったペットが、側にあらわれることもある

ペットが亡くなった後、不思議な体験をする方は少なくありません。

「あの子が足元に寄り沿った感覚があった」「玄関前で帰りを待つ気配がした」など、どれも絆を感じさせるエピソードばかり。

もし、亡くなったペットに関して不思議な体験をしたら、それは実際にペットの魂が側に来てくれているのかもしれません。

ふっと、体を通り抜ける風。ひざに感じるぬくもり。

ペットは、亡くなってからも飼い主さんの側にいます。

もしペットロスに陥りそうになったら、そっと目を閉じてみてください。魂の存在になったペットと、心を通わせられるはずです。

ペットが亡くなったことは悲しいですが、ただ「肉体を脱いだ」に過ぎません。

ペットの魂は、風になって、いつでもあなたに寄り添っていますよ。

まとめ

亡くなったペットは、いつでも飼い主さんのことを想っています。

飼い主さんの幸せを願ったり、たくさんの感謝を送ったりしているのです。

ペットロスになりそうなときは、心を静めて、周囲の気配を感じてください。

風になったペットが、きっとあなたをやさしく包んでくれるでしょう。

ペットは、虹の橋であなたのことを待っています。いつか再びめぐり合い、そして一緒に生まれ変わりを迎えるでしょう。

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